派遣の平均時給はいくら?時給をアップする方法を紹介

派遣の平均時給は10年前からいくらアップ?時給アップの仕方を紹介

派遣の平均時給はいくらでしょう?10年前は1,400円台で推移していましたが、近年は1,500円台でしています。

派遣社員はジョブ型の働き方ですよ。だから同じ仕事をし続けても給与(派遣の場合は時給)はあがらないよ。と、前回の記事でご紹介させていただきました。

基本的にはジョブに対しての報酬(時間給)なのでベースはあがりにくいのです。

しかし、市況や需給のバランスによってジョブそのものの価値があがり、時間給があがるということは十分にあります。

本記事では10年前と比べて派遣の時給平均がいくらアップしたかを中心に、時給アップの方法も紹介していきます。

目次

派遣時給の平均は2021年と比較して上昇傾向

派遣スタッフ平均時給前年同月比
2022年7月度「派遣スタッフ募集時平均時給調査」より筆者作成

ジョブズリサーチセンターが公表している派遣スタッフ募集時平均時給調査によると、2022年度7月のオフィスワーク系職種の平均時給は1,575円でした。

2021年7月と比べて、オフィスワーク系で22円増額。テレオペは53円増。エンジニア系ではSE/プログラマで前年同月比+23円増。インフラ系の運用・保守は+114円増でした。

ちなみに、時給が20円上昇すると、年収ベースでだいたい38,400円の増加114円だと218,880円の増加になります。

では、10年前と比べたら派遣の平均時給はどれぐらい上昇しているのでしょうか。

運用・保守系職種の派遣時給は10年で平均400円強の上昇

派遣スタッフ平均時給10年比較
「派遣スタッフ募集時平均時給調査」より筆者作成

オフィスワーク系は10年前と比べて時間給ベースで140円上昇。運用・保守系の職種は412円の上昇となっています。

これは年収ベースに換算すると、それぞれ268,800円、791,040円の上昇になります。

芝犬

この10年で時給が上昇してきていることがわかりますね

運用・保守職種はこの10年で80万円近く上昇しています。これは人手不足という面が見て取れます。人手不足の職種は当然ですが、各企業ともに人材を確保するために時給は上昇します。エンジニアの人手不足はここ10年でより深まったことがわかります。

一方、10年でオフィスワーク系は約27万円の年収増でした。年収275万円が年収300万円へアップです。

オフィスワーク系の場合、この10年で平均時給はアップしています。しかしながら、この平均時給がアップした要因には、同一労働・同一賃金による交通費や賞与分が内包された分の上昇幅もあるでしょう。

そのため、ジョブ型である派遣で給与をあげていくためには、スキルを積み、職種を高度化していくことが不可欠になります。

未経験でエンジニアを目指したい場合は、こちらの記事も参考にしてください。

一般事務職のスキルアップはExcel、Access、RPAが近道

オフィスワーク系の中で一般事務職は時給アップが難しい職種のひとつです。

一般事務から時給をあげるためには、Officeスキルをあげるのが近道です。具体的にはデータ集計やデータベース作成などができるようになるのがよいでしょう。

ExcelでいえばLookup系の関数やピボットテーブルを使えるようになること。Accessはクエリや簡単なデータベース構築ができるようになること。そうすれば、仕事の幅が拡大、高度化するため比例して時給が向上していきます。

また、近年ではRPAも構築できるようになると重宝されやすくなります。事務職でも取り組めるWinActorがよいでしょう。

Officeツールが使えると時給にして約100円~300円はアップするでしょう。

ExcelやAccess、WinActorは大手人材派遣会社で専用のスキルアップ講座を無料で設けているところも多いです。

既に登録済みの大手人材派遣会社があれば、上記レベルを学べるスキルアップ講座がないか確認してみましょう。

英語を使えるようになると時給はアップする

派遣の時給アップのツールとして英語を使えるようになるという方法もあります。

外資系企業の仕事だけではありません。日系企業でも、英文で送られてくるメールの対応や貿易書類を手掛けるなど事務職+英語読み書きだけで時給アップします。英語使う頻度が少ない職場であれば、そこまで英語で取り掛かるのに負担にはならないでしょう。

派遣会社は英語が使えるかどうかを次の基準で判断します。

  1. TOEICの点数
  2. 英語を業務で活用していた職務経歴
  3. 留学経験

TOEICの点数は誰が見ても明らかなため、基準になりやすいです。実際に業務経験がなくても英文メールであれば大丈夫だろうと想像ができます。

実際に英語業務の経験があれば、そちらが優先的に判断されますが、具体的に職務経歴に書き込まれていないと判断できません。そのため、英語の業務経験があれば些細なことでも記載するようにしましょう。

留学経験は判断の基準に一応なりますが、あまり重要視されません。ビジネスで英語が使えることとは別と判断されやすいです。しかし、何も英語でアピールすることがないよりは、どこの国でどういう環境にいたかをアピールとして記載しておくことは大事になります。

英語の会話ができるようになると、さらに時給はアップします。しかし会話力は判断しかねるため、職場見学時に英語で実施されるケースもあるので、会話力をアピールする際は、自身と経験をもつようにしましょう。

英語が使えるようになると時給ベースで約200円~500円はアップしますよ。

まとめ

派遣で平均時給をあげるためには、スキルの習得や職種転換が不可欠です。一方、スキル習得で難しいのは、ただ資格を取っただけでは何も考慮してもらえない点にあります。

社労士の資格をとっていても、簿記の資格を持っていても、基本的には実務経験がなければ、そのジョブができる証明になりません。

ここが矛盾するところなのですが、ジョブ型の派遣ではあるものの、スキルアップして時給アップを狙うのであれば、今の仕事の幅を少し広げることが大事です。少しExcelの集計を任せてもらう。少し経費精算の処理を任せてもらう。少し英文メールをやりとりするようになる。

これは職場によって異なるため一概には言えませんが、この少し踏み出す一歩が自らのスキルを広げ、時給アップにつながる大事なポイントになります。これが実務経験になり、次の仕事をエントリーするための実績になります。

時給アップのために、一歩、仕事の幅を自ら拡げてみてください。

派遣の平均時給は10年前からいくらアップ?時給アップの仕方を紹介

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